あなたの【 パニック 】
自律神経失調症が原因ではないですか?
自律神経失調症では、自律神経の乱れによって様々な症状が現れてきます。
あまり知られてはいませんが【 パニック 】という症状は自律神経失調症では良く出てくる症状です。
当店にご相談いただく自律神経失調症の方の約8割で、パニック症状が出ている、もしくは過去にパニックを起こしたことがあるというデータがあります。
この記事ではパニックという症状の原因や治療法などについてお話していきます。
「パニック症状」とは?
パニック障害、パニック発作と一括りにされていますが、パニックの症状の出方は人それぞれです。
精神症状
- ・異常な不安感
- ・異常な恐怖感
- ・正気を失いそうで怖い
- ・死への恐怖
- ・その場に留まることが出来ない
身体症状
などが、何の前触れもなく突然発作が出てきます。
また、特定の状況や場面・場所であったりと引き金となる何かで一気に症状が吹き出してきます。
この パニック発作 は
脳の異常な過敏状態
によって引き起こされています。
脳が過敏であるために、わずかな刺激や物事・思考の変化を敏感に感じ取り、脳の中で強く大きく増幅しています。
何か1つでも嫌なこと、怖いこと、不安なことを考えてしまうと、それだけを異常なまでに考えてしまい、より怖く、より不安になっていきます。
パニック症状は何故起こるのか?
これまでのパニック障害の治療経験から
脳の過敏状態を引き出すのは、
脳血流の低下
であると考えています。
脳血流が低下すると、人間を含めて動物は思考力、状況判断能力などが低下してしまいます。
脳貧血が起こると、頭がボーっとしたり、考えることが難しくなることからもお分かりいただけるでしょう。
自然界の動物として、思考力・判断能力が低下することは死に直結する重大なことです。
生物としての危機的状況を回避するために、わずかな情報(刺激)を敏感に察知し、増幅することで脳の処理能力を向上させようとしていると考えられます。
こうした動物的・本能的な脳のメカニズムが脳の過敏状態(=パニック)を引き起こしている原因であると考えています。血流が低下したことへの代償的反応と言っても良いでしょう。
脳での血流が低下すると以下のような症状が出てきます。
自律神経失調症はもちろん、パニック障害の患者さんにも、良くみられる症状です。
根拠となるもの
パニック症状が脳血流の低下による脳過敏症状だと考える理由を示していきます。
1. 治療経験から
自律神経失調症の患者さんは、血流の低下症状が主になること、パニック症状を経験されている方が多いこと(約8割)が分かっています。
そして自律神経失調症の治療をしていく中で、脳血流の低下を治療していくとパニック症状まで改善してくることが分かってきました。
つまり、治療経験上からパニック症状は脳での血流低下による症状であると推測しています。
脳の血流を整える治療でパニックが改善した。
2. 西洋医学と矛盾しない
西洋医学では、パニックはセロトニンやノルアドレナリンなど脳内神経伝達物質の分泌不足によって引き出されていると考えられています。
治療もこれらを標的とした SSRIやSNRI、NaSSAなどが用いられることが多いです。
脳での血流が低下すると、当然、こうした脳神経伝達物質の分泌も減少しているはずです。
西洋医学的な理論とも矛盾は起こしていません。
ただし、SSRIやSNRIなどの治療有効率などを考えるとこれらの神経伝達物質の分泌不足だけが原因とは考えにくいのではないかとも考えています。
3. パニックは自律神経失調症の一症状
自律神経失調症では様々な精神神経症状が出てきます。
その内、パニック症状と同じく脳の過敏状態から引き起こされるものとしては
- ・夢を見ることが多い
- ・悪夢(嫌な夢)が増える
- ・眠りが浅い
- ・途中で目が覚める
- ・早朝覚醒
- ・不安感が強い
- ・予期不安
- ・少しの物事でも驚きやすい
- ・恐怖感が強い
- ・音や人の声が気になる
- ・強迫性障害
- ・ネガティブな思考が増大する
- ・臭いが気になる
- ・神経過敏
などがあります。
人それぞれ症状の出方に違いはありますが、パニックを起こされている方で上記のような症状が1つも出ていないという方はほぼいらっしゃらないかと思います。
以上のことから、パニック症状は上記のような脳過敏症状が進行したことで発症しているものと考えているのです。
これらの症状についても、脳での血流を良くしていく治療を行うことで改善されていきます。
以上の3つの根拠から、これまでパニックの治療を続け、成果を上げています。
科学的根拠に基づくものではないと敬遠されても構いません。
ただ、西洋医学での治療に行き詰まってしまった場合は、漢方薬での治療を考慮に入れてみて下さい。
治療法は?
当店の考えるパニック症状の原因は、脳血流の低下であることはこれまでお話してきた通りです。
したがって、脳での血流を低下させている原因を治療していけば良いことになります。
ここで重要なのは、ただ脳の血流を良くしていく治療をすれば良い訳ではないということです。
ただ脳の血流を良くしようとすれば、方法がない訳ではありません。
ただし、表層的な治療では一時的な効果しか得られず、原因が治療出来ていなければすぐに再発してしまいます。
脳での血流を低下させてしまう原因としては
・血液自体の問題
・血流を阻害しているもの
・血流を滞らせる臓器的な問題
・心臓や血管の問題
など様々です。
はっきりと言って、これを簡単に説明していくことは難しいです。
原因を知るためには、その方について体の隅々にいたるまで状態を把握し、原因を絞り込み特定していく作業が必要であるためです。
このためには専門的な東洋医学的&西洋医学的な知識が必要になります。
当店は、脳での血流を低下させている原因を見つけ出すことに長けた薬局であると自負しています。
パニック障害を専門的に扱っている当店は、治療経験が豊富です。
パニックの治療はそれほど難しくありません。
ぜひ一度、ご相談下さい。
脳血流が低下しているかの判定
それでは、あなたの「脳血流は低下してるのでしょうか?」
3~4個 | 脳血流の低下が疑われます。生活に支障はないかもしれませんが、治療を考慮しましょう。 |
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5~10個 | 脳血流が低下していると考えられます。ここまでくると生活にも支障が出ていることでしょう。 |
11~17個 | 完全に脳血流は低下しています。精神過敏症状も強く出ているかと思います。 |
パニック症状が出ている方には、こうした脳血流の低下症状が出ていることがほとんどです。
そして、こうした脳血流の低下による症状を治療していくことでパニック症状は改善していきます。
当店はパニック障害の専門店として、数多くの経験を持っております。
ぜひ一度、ご相談下さい。
ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。
漢方薬をご注文いただき、購入されるまでは料金はかかりません。
詳しくは↓「相談から購入までの流れ」をご覧下さい。
西洋医学での「パニック」
西洋医学では「パニック」という症状について下記のような原因と考えられています。
パニック障害=脳の機能障害
脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで発症し、大きく関係しているのはセロトニンやノルアドレナリンと考えられています。
特定の神経伝達物質の減少によって引き出されていると考えられているので、治療法は神経伝達物質を増やすことが主なものになります。
ただし、何故神経伝達物質が減少してしまうのか?という根本的な原因については不明なままのようです。
当店としては、この神経伝達物質が不足する原因を血流の低下と考えている訳です。
西洋医学的な治療では、難しいと考えています。
ただし、西洋医学の治療で治る方がいることも事実です。
保険適用もありますので、金銭的な負担としては漢方治療とは比較になりません。
デメリットとしては抗うつ剤には、副作用が強いものがある、依存性や中止時の禁断症状などもあります。
メリットとデメリットを考慮して、西洋医学の治療を試してみて下さい。
治療してみても良くならなかったり、再発をくり返してしまうようであれば、根本的な治療が可能な漢方治療をご検討下さい。
もちろん、始めから漢方治療をご検討いただくのも大歓迎です。
当店のご紹介
当店はパニック障害を専門的に扱う漢方薬局です。
自律神経失調症の専門も掲げておりますが、それはパニック症状が自律神経失調症の一症状であると考えているためです。
これまで30年以上、パニック障害(自律神経失調症)への漢方治療を続けています。
漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のようにパニック障害に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。
パニック障害を改善していく方法についても、他の漢方専門薬局様よりも広く深く知っていると考えています。