頭痛【自律神経失調症の治し方】


あなたの【 頭痛 】
自律神経失調症が原因ではないですか?

自律神経失調症とは、自律神経の乱れによって様々な症状が現れてきます。

自律神経の一番の役割は、循環器(心臓と血管)のコントロールです。

したがって、自律神経失調症で最も出てきやすい症状は血流低下症状ということになります。

頭痛が出てくる原因の多くは頭部での血流の低下によるものです。頭痛は自律神経失調症ではよく出てくる症状と言えるでしょう。


目次

「頭痛」のメカニズム
「頭痛」に併せて出てきやすい症状
処方の選び方
自律神経失調症の判定
西洋医学で考える「頭痛」
西洋医学での治療
当店の紹介
対症療法・原因治療とは

「頭痛」のメカニズム

上述しましたが自律神経失調症とは血流の低下症状を主体とする疾患です。

したがって、自律神経失調症で現れてくる「頭痛」は、全てとは言いませんがほぼ血流の低下による症状と考えて良いでしょう。

大きく分けると

筋緊張性頭痛

血管拡張性頭痛

です。

当店にご相談いただいた方の約75%に頭痛が出ていることから考えても、「頭痛」は自律神経失調症で出てきやすい症状と言えるでしょう。

・筋緊張性頭痛

締め付けられるような感覚の頭痛です。
頭部や首・肩・背中など周辺筋肉が収縮することで、頭痛を引き起こします。

特に自律神経失調症で出てくる場合には、血流の低下によって筋肉が収縮して出てくることがほとんどです。

精神的ストレスがかかることで血流の低下が起こり頭痛が起きることもあれば、それ以外の原因で血流が低下して出てくることもあります。


・血管拡張性頭痛

ズキンズキンと拍動(心臓の動き)に合わせた痛みを感じる頭痛です。

血管が拡張すること(膨張すること)で周りの神経を刺激していると西洋医学的には考えられているようです。

漢方医学的には血管が浮腫み等の原因で圧迫され、そこへ血液が流れる時にズキンズキンとした痛みを出していると捉えています。


当店での治療経験上、自律神経失調症の方に現れる頭痛は、血流を改善してあげることで解消されていきます。

上記のような頭痛だけではなく、偏頭痛であったり、目の奥が痛い後頭部が痛いなどの症状についても改善していきます。

自律神経失調症を専門として治療を行う当店としては、頭痛は治療しやすい症状と考えています。


「頭痛」に併せて出てきやすい症状

頭痛は、頭部での血流低下による症状ですから、併せて出てきやすい症状も頭部(脳)での血流低下症状が多くなります。

  • ・記憶力の低下
  • ・注意力の低下
  • ・頭が働かない
  • ・集中力の低下
  • ・意識が遠のく
  • ・頭がボーっとする
  • ・めまい
  • ・ふらつき
  • ・目のかすみ
  • ・目の充血
  • ・光が眩しい
  • ・目の疲れ
  • ・耳鳴り

頭痛は比較的軽い症状ではありますので、これらの症状はなく「 頭痛 」だけが出ているという方も多いでしょう。

ただ、上記の症状に4個以上当てはまるようであれば、頭部での血流の低下は比較的強いものと判断出来ます。


処方の選び方

本来の漢方医学では症状別に漢方薬をお出しすることは致しません。(=*1 対症療法とは

例えば、頭痛に効く漢方薬として【 呉茱萸湯 】や【 苓桂朮甘湯 】などが良くあげられていますが

実際は
「 頭痛を起こしている“原因は何か”」によって処方は選ばれるべきです。(=*2 原因治療・根本治療

処方を選ぶためには、その方の体質や体の状態を事細かにお聞きしていかなければならないのですが

最近では「頭痛」に効くのは【 呉茱萸湯 】と症状に合わせて対症療法的に処方を選ばれることが多いようです。

体質・病態に合わない処方を服用されると効果がないどころか、かえって症状や体調を悪化させる可能性がありますので、注意が必要です。

特にインターネットの復旧で少し調べるだけで簡単に情報が出てくるようになってしまいました。

漢方薬の使い方をご存知ない方がご自分にその処方が合っているかを判断するのは難しいと考えています。

実際、当店にご相談いただく方でも間違った処方を服用しているために、症状が悪化してしまっている方が多くいらっしゃいます。


自律神経失調症の判定

それでは「あなたは自律神経失調症なのでしょうか?

まず自律神経失調症とは、西洋医学的に認められた正式な病名ではありません。

病院を受診されても、

・検査では異常が見つからない
・症状が慢性的に出てくる

という、何の病気か分からないという時に「自律神経失調症」と伝えられることが多いものです。

上記の2項目にプラスして、

・血流低下症状が多い 時

当店はその方が自律神経失調症であろうと判断しています。
自律神経失調症で良く出てくる症状については 症状の特徴 をご覧ください。

症状の特徴ページの中で、多くの症状が当てはまるとすれば自律神経失調症である可能性は高いと考えています。

もちろん、ご相談いただければ

・自律神経失調症であるかどうか
・自律神経を乱している原因は何であるか
・その原因は漢方治療で改善可能なのか

などにお答えしていけます。

30数年以上にわたる治療経験上、自律神経を乱している原因さえ分かれば、治療は可能です。

当店はこの自律神経を乱している原因を見つけ出すことに特化した漢方薬局であると自負しています。

当店は専門店として、数多くの経験を持っております。

ぜひ一度、ご相談下さい。

ご相談は無料ですから、下記のページからご相談下さい。

漢方薬をご注文いただき、購入されるまでは料金はかかりません。
詳しくは↓をご覧下さい。


西洋医学で考える「頭痛」

西洋医学での頭痛の診断は次のように分類されています。

  • ・緊張型頭痛

精神的・身体的ストレスから筋肉の収縮が起こり、痛みが出る。頭痛の9割はこのタイプと言われています。
原因としては
身体的ストレスとして姿勢が悪い、枕が合っていない、目を使い過ぎている等
精神的ストレスによって筋肉の収縮が起こり痛みが出る。
場合によっては、筋肉の収縮は見られないがストレスがかかると頭痛を感じることもある。

  • ・偏頭痛(片頭痛)

神経伝達物質であるセロトニンが関与しているという説や三叉神経から血管を拡張させる神経伝達物質が出ている説などが有力とされているが原因やメカニズムはほとんど解明されていない。

精神的ストレスはあまり関与しておらず、休日などリラックスしている時にも起こることが多い。

  • ・群発頭痛

1~数年に数回、1~3ヶ月に渡って毎日のように決まった時間に頭痛が発症する。決まった片側だけに痛みが現れ、多くは目の奥に痛みを訴える。激痛であることが多い。

原因やメカニズムについては、ほぼ解明されていないが三叉神経の炎症や血管の拡張・炎症が原因とも言われている。


西洋医学での治療

西洋医学での治療としては、鎮痛剤で頭痛のほとんどは軽減することが可能です。

ただし、あくまでも出てきた痛みを薬で抑えているだけで、治療とは言えません。(対症療法)

年に数回、月に1回など頭痛の頻度が小さいようであれば、一時的に薬で頭痛を鎮め、恒常性維持機能(回復力)が働くのを待つのも良いでしょう。

ただ、月の半分もしくは毎日のように頭痛が出ている場合には、頭痛薬を服用し続けることになります。

回復力が働く間もなく痛みが出てくるため、放っておけば進行して痛みが強くなっていくこともあります。

慢性化している頭痛は自律神経失調症によって出てきている可能性もありますので、漢方治療を検討されるのも良いでしょう。


当店の紹介

当店は自律神経失調症を専門的に扱う漢方薬局です。

30年以上、自律神経失調症への漢方治療を続けています。

漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のように自律神経失調症に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。

自律神経を整えていく方法についても、他の漢方専門薬局様よりも広く深く知っていると考えています。


*1 対症療法とは、1つの症状にたいして1つの治療を行う(お薬を出す)ということです。

頭痛があれば、頭痛に効くという漢方薬を。
冷えがあれば、冷えに効く漢方薬をといった具合です。

ただ、この治療をしていくとたくさんの症状が出ている方には、たくさんのお薬を飲んでもらうことになってしまいます。

*2 原因治療とは、症状が出ている原因を考え、その原因を治療していく治療法です。

頭痛の原因が血流の低下、冷えの原因が血流の低下であれば、血流を改善していくという原因の治療を行うと2つの症状が同時に改善していくことになります。

本来の漢方医学はこの原因治療を行っていくものです。