あなたの
【 息苦しい 】
自律神経失調症が原因ではないですか?
自律神経失調症では、自律神経の乱れによって様々な症状が現れてきます。
特に自律神経の一番の役割は、循環器(心臓と血管)のコントロールによる血流の調整です。
したがって、自律神経失調症で最も出てきやすい症状は血流低下症状ということになります。
【 息苦しい 】という症状も血流低下症状であり、自律神経失調症では大変良く出てくる症状です。
自律神経失調症での
「息苦しい」
自律神経失調症とは血流の低下症状を主体とする疾患です。
したがって、自律神経失調症で現れてくる「息苦しい」という症状の多くは血流の低下による症状と考えています。
「息苦しい」という症状は自律神経失調症では、良く出てくる症状です。
当店にご相談いただくお客さまでも8割以上の方に出てきています。
この 「息苦しい」という症状は
と出てくる症状です。
「息苦しい」
のメカニズム
普段は意識をしていませんが、呼吸は 呼吸筋 と呼ばれる筋肉を収縮させることで出来ています。
呼吸筋
(=呼吸するための筋肉)
- ・横隔膜
- ・肋間筋
- ・胸鎖乳突筋
- ・斜角筋
- ・腹直筋
- ・腹斜筋
- ・腹横筋
など
これら呼吸筋への血流が低下すると
正常な筋収縮が出来なくなります。
特に「息を吸う」という動作に筋肉が使われているので
血流の低下によって出てくる息苦しさは
「息を吸いにくい」という症状が主になります。
ただし、「息を吐く」という動作にも補助的に筋肉は使われていますので
血流の低下が強くなってくると
「息を吐くのも苦しい」という症状が出てくることもあります。
この「息苦しい」という症状は、呼吸筋での血流を改善していく治療を行うことで解消されていきます。
自律神経失調症を専門として治療を行う当店としては、治療を得意とする症状とも言えます。
「息苦しい」に併せて出てきやすい症状
メカニズムで解説したように「息苦しい」と「息を吸いにくい」と同義です。
息を吸いにくいため、体内に取り込まれる空気(酸素)が少なくなると…
血液中の酸素量が低下する
ことになります。
↓
↓
酸素が足りない!?
↓
↓
指令:
もっと息を吸って酸素を!!
と脳が指令を出すことになります。
この時に出てくるのが
過呼吸です。
息を吸えないから苦労しているのに、息を吸え!もっと息を吸え!と脳は指令を出してきます。
この息を吸おう、吸おうとする行為が過呼吸です。
脳からの指令は「息を吸うこと」ですから、息を吐くことも難しくなります。
この時、強い不安や恐怖に襲われ、パニックに繋がることも良くあります。
息苦しいという症状を感じる方が全て過呼吸になる訳ではありませんが
過呼吸が出てくる方の多くは、この「息苦しい」という症状を前段階として感じているのです。
自律神経失調症の判定
ここで気になってくるのは「あなたが自律神経失調症であるかどうか?」でしょう。
まず自律神経失調症とは、西洋医学的に認められた正式な病名ではありません。
したがって、医師は患者を「自律神経失調症」と診断することも、カルテに診断名として記載することもありません。
病院を受診されても、
・症状を訴えてはいるが、検査では何も異常が見つからない
・症状が長期にわたって慢性的に出てくる
という、何の病気か分からないという時に「自律神経失調症」と伝えられることが多いようです。
上記の2項目にプラスして、
今回記事にしてきた【 息苦しい 】などの
・血流低下症状が多く見られる 時
当店はその方が自律神経失調症であろうと考えています。
自律神経失調症で良く出てくる症状については 症状の特徴 をご覧ください。
多くの症状が当てはまるとすれば、自律神経失調症である可能性は高いと考えています。
もちろん、ご相談いただければ
・自律神経失調症であるかどうか
・自律神経を乱している原因は何であるか
・その原因は漢方治療で改善可能なのか
などにお答えしていけます。
30数年以上にわたる治療経験上、自律神経を乱している原因さえ分かれば、治療は可能です。
当店はこの自律神経を乱している原因を見つけ出すことに特化した漢方薬局であると自負しています。
専門店として、数多くの経験を持っております。
ぜひ一度、ご相談下さい。
ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。
漢方薬をご注文いただき、購入されるまでは料金はかかりません。
詳しくは↓「相談から購入までの流れ」をご覧下さい。
西洋医学的に考える「息苦しい」
西洋医学では「息苦しい」という症状について下記のような原因が考えられています。
-
- ・激しい運動
血液中の酸素量を大量に消費すれば、息苦しさは感じて当然です。
休息さえ取れば治まりますし、その後の運動量を調節すれば息苦しさが出てくることはないでしょう。
-
- ・アナフィラキシー
(アレルギー反応)
- ・アナフィラキシー
過度のアレルギー反応によって、呼吸困難、喘鳴などの症状が出てくることがあります。
原因はアレルゲンと呼ばれる物質で、食べ物や化学物質、ハチに刺されるなど人によって様々です。
強度のアレルギーを持っている方は、既に対処法は理解しておられると思います。
アドレナリンの自己注射器を持っておられることでしょう。
何か心当たりがある場合には、アレルギーがないのか検査してもらいましょう。
-
- ・肺の疾患
・慢性閉そく性肺疾患(COPD)
・気胸
・肺結核
・肺炎
・肺がんなど
これらの疾患で、息苦しいという症状が出てくることがあります。
ただし、病院を受診されればすぐに原因は特定されるでしょう。
-
- ・心臓の疾患
・心不全
・心筋梗塞
・心臓弁膜症
・狭心症など
これらの疾患でも、息苦しいという症状が出てくることがあります。
血流の低下から酸素の供給が不足するためです。
こうした心臓の疾患があれば、病院での検査ですぐに特定されるでしょう。
-
- ・気管支の疾患
・気管支喘息
・気管支炎など
気管支に炎症や充血が起こると、気道(空気の通り道)が塞がれるために息苦しいという症状が出てきます。
これらの疾患についても、病院の検査ですぐに分かることでしょう。
-
- ・貧血
貧血でも息苦しさが出てくることがあります。
酸素を全身に運ぶのは、血液中の成分の仕事であるため、血液の不足から息苦しさが出てきます。
貧血かどうかは、血液検査によってすぐに分かりますし、治療も比較的容易と言えるでしょう。
-
- ・脳疾患
呼吸器系を司る部位で脳に異常があれば、息苦しさは出てくることがあるでしょう。
その原因が脳梗塞であったり、脳出血であったりとするかと思います。
この脳疾患が原因であれば、しっかりと病院での検査を受けてみましょう。異常が見つかるかと思います。
-
- ・パニック
パニック発作でも息苦しいという症状が出てきます。
この点について、当店では息苦しいという症状もパニック発作も自律神経失調症の1つの症状であると考えています。
パニックの治療が病院で十分に出来るのであれば、病院でまずは治療をされてみるのも良いでしょう。
以上のような、息苦しさの原因と考えられるような疾患は基本的に病院の検査によってすぐに見つかります。
何かしらの疾患が見つかるようであれば、まずはそちらを治療していきましょう。
治療してみても良くならなかったり、原因が分からないままであったり、息苦しいのに精神的な原因と診断されるようであれば、自律神経失調症の可能性を疑ってみましょう。
当店の紹介
当店は自律神経失調症を専門的に扱う漢方薬局です。
30年以上、自律神経失調症への漢方治療を続けています。
漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のように自律神経失調症に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。
自律神経を整えていく方法についても、他の漢方専門薬局様よりも広く深く知っていると考えています。