経験例39 浮遊感、息苦しい、耳閉感など40代 男性 【 自律神経失調症の治し方 】


発病の経過と症状

ご相談いただいた症状は下記のものです。

浮遊感(ふわふわ感)
めまい
息苦しい
動悸
耳閉感
目の奥がつかまれる感覚
すぐに驚いてしまう
冷や汗

・外出時に悪化する
・暑い時期に悪化する
・強い症状が出てくるとパニック発作につながる

発症は20年以上前

精神安定剤を頓服で使用しているが効果はあまり感じていない。


特徴

ご相談いただいた症状以外の特徴は

1.ほてり、のぼせ、気温が高いと体調が悪いなど 体の熱感が強い。

2.寝付きが悪い、イライラ、怒りが強い、憂うつ感、抑うつ感、緊張感が高いなど 脳の興奮状態が強い。

3.不安感、驚きやすい、恐怖感、パニック、夢が多い、音が気になる、焦燥感など 脳の過敏状態も強かった。

4.頭痛、日中眠い、光が眩しい、頭重感、頭がボーっとする、聴力減衰など 頭部での血流の悪さが目立つ。


治療経過

服用から1ヶ月

熱感、浮遊感、めまいが減ってきている。寝付きも良くなってきた。

服用から2ヶ月

ゴルフをしても熱感もほてりも出てこない。

不安感やパニック発作の兆候すら出てこない。こんなに効果があるのかと驚いている。

服用から3ヶ月

一時、不調がぶり返すことがあった。

お話を聞いていくとぶり返した原因が特定出来たので、対応策をアドバイスした。

それ以降は全体的にまた少しずつ良くなってきている。

服用から4ヶ月

調子が良くなってきている。

予期不安はまだ出るが以前よりも小さく、強くなることもパニック発作につながることもない。

服用から5ヶ月

体調が良く、ほとんど症状が出てくることはなくなった。

ただし、また昔の状態に戻ってしまうのではないかという不安感がある。もう少し続けたい。

服用から6~8ヶ月

体調はより安定した。不安もなくなり、治療を止めてみたいとのこと。

ここで廃薬

その後

再発することもなく。調子良く過ごしている。


考察

頭部での血流低下が特徴的な方でした。

浮遊感、めまい、目の奥がつかまれる感じ、耳閉感は、頭部での血流の悪さを示しています。

治療開始から1ヶ月弱で浮遊感やめまいなどの血流低下症状が改善し始めました。
改善スピードとしては申し分ないものです。

3ヶ月目に症状のぶり返しがありましたが、調子がよくなったことで飲食に乱れが出たためでした。ご本人も「油断した」と反省しておられました。

飲食についてアドバイスした後は、また調子が上向き、そこからさらに改善が進んでいきました。

不調の原因が特定出来ているからこそ、生活や飲食についてのアドバイスが可能です。

当店では治療開始時はもちろん、治療中にも様々なアドバイスをしていきます。漢方薬の選薬・販売だけではなく、こうしたアドバイスが出来ることが当店の特徴であるとも言えます。

この方は8ヶ月で廃薬となりました。治療期間としては早い方であると感じています。


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