【漢方コラム】 弁証施治とは?


病気の元を突き止め、それを治すこと


現在の主流な選薬方法

日本で主流をなしている選薬システムは主に古方派の学問ですから症状ごとに処方を分類しておいて、その処方の中から合いそうな処方を選薬する方法を取っています。

この選薬システムは「数撃ちゃ当たる方式」ですので、ほとんどの場合10日から2週間の試し飲みをしてもらうことになります。この期間に効果が出なければ転方(処方を変えること)してしまいます。

症状が優先されて、病態把握が後回しになっていることから、このような短期間での転方が起こります。

病態把握をしっかりとしていれば一旦決めた処方を変えることはあり得ないのです。


弁証施治とは

弁証施治とは、上述の通り、病気の原因を突き止め、それを治療することです。

治したい症状を治療するために、その症状が何故出ているのかを突き止め、それを治療していきます。

弁証には時間がかかります。治したい症状のことはもちろん、その他の体(身)や脳(心)の細部の状態まで把握していくことで、原因を特定していきます。

数分の診療や十数分のやり取りでは、決してこの原因部分にはたどり着けません。

弁証施治の利点は、治したい症状が複数あっても対応出来る点です。
たくさんの症状があったとしても、その原因は同じであることが多く、1つの原因を治療していくことで多くの症状を治していけます。

当店でも「この症状は相談していなかったのに治った。これも漢方薬の効果なのか?」と驚かれることが多いです。


弁証が出来れば、自然と治療法(処方)も決まっていきます。

この時、当店のこれまでの治療ノウハウが加わり、自律神経失調症にはより正確で高い効果が期待されます。

当店の治療は、原因の治療を行うものです。症状を抑える治療ではないため、完治が可能です。
再発に怯える必要はなくなり、体調の良い状態で生活出来るようになります。

自律神経失調症とパニック障害の治療には自信を持っています。

ぜひご相談下さい。

関連コラム:
【漢方コラム】 漢方医学は本物の医学
【漢方コラム】 自律神経失調症の原因


ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。

当店の紹介

当店は自律神経失調症・パニック障害を専門的に扱う漢方薬局です。

30年以上、自律神経失調症とパニック障害への漢方治療を続けています。

漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。

当店のように特定の疾患に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。

専門店だからこそのノウハウを持っています。治療の成果については、ご期待いただければと思います。