【漢方コラム】 再現性のある漢方医学を求めて


漢方家によって選ぶ処方が違うのは


日本では漢方を勉強する時、先人たちが経験した膨大な例を一つ、一つ、覚えていくことから始めます。
漢方の世界では個々の方の特性を重要視しますので、当然一例報告が多くなってしまいます。

その一例報告を基にして選薬をするのですから、どの先人の経験例を覚えるかで選薬は異なってきます。
つまり、勉強の仕方により選薬は違ってくるのですから、選薬の結果は異なってしまうのです。これを医学と言えるでしょうか。

漢方医学が学問であれば再現性が必要です。一人の病人に対して、どの人が選薬しようと同じ薬が選び出されなければならないのです。再現性が確立して初めて学問と言えると思うのです。

私たちはこれからも再現性を求めて、すなわち漢方医学を科学化することに取り組んでいきたいと思っております。


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当店の紹介

当店は自律神経失調症・パニック障害を専門的に扱う漢方薬局です。

30年以上、自律神経失調症とパニック障害への漢方治療を続けています。

漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。

当店のように特定の疾患に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。

専門店だからこそのノウハウを持っています。治療の成果については、ご期待いただければと思います。