漢方薬で本当に治るの?
古くからの医療
漢方医学は発生から今日まで3千年とも、4千年とも言われるほど気の遠くなる歴史を刻んできました。
その古い医学が、西洋医学が主流の現代にも、綿々として受け継がれているのは何故でしょう。
病人を治す治療法として有益であるからです。
長い歴史を持ち、かつ、現代でも治療法として使われていることを考えると、この医学は本物の医学であると思わざるを得ません。
まやかしの医学であればとっくの昔に淘汰されているはずです。
当店はこれまで長い間、漢方医学を臨床的に研究・実践してきました。
その経験から、この医学は慢性病と言われる疾患には西洋医学をしのぐ効果を持っていることを知りました。
漢方医学は使い方を間違わなければすばらしい効果を持っているのです。
漢方治療の現状
残念なことに現在では、使い方を良く知らない医師・薬剤師・登録販売士などによって、適当な処方が出されている実態もあります。
専門的な知識がない方が間違った使い方をしていることが多いのです。
最たるものが西洋医学方式に倣った症状別で処方を選ぶ、症状別漢方です。
頭痛なら呉茱萸湯、めまいなら苓桂朮甘湯、食欲不振には六君子湯などのように、症状におおよそ1つの処方が決められています。
症状の原因は人それぞれで違うのですが、西洋医学の発展とともに西洋医学方式である「1つの症状・疾患には1つの薬」という治療が根付いてしまいました。
漢方薬の使い方を知らない医師・薬剤師が漢方薬を扱いたいとなった時、証や体質から処方を選薬する所謂「弁証施治」を勉強するのには大きな労力が必要です。
そこでとっつきやすく、手軽に扱えるのが症状別漢方でした。
「弁証施治」は診断にも時間がかかりますので、診療に時間を取れない医師(3分診療)には向いていませんし、多売で利益を得る一般の薬局でも1人のお客さんに大きな時間は割けません。
その点、「症状別漢方」は治したい症状を聞いてしまえば、それに該当する処方を出しておしまいです。
決まり事なので専門的な知識は必要ありません。この選薬方法では、誰でも処方を簡単に選べます。
インターネットで治したい症状を検索すれば、必ず何かしらの処方に行きあたるのも同様です。
ただ、症状別漢方は選んだ処方がたまたまその方の体質・証に合っていなければ効果は出てきません。
このような状況から
漢方薬にはあまり効果がない。
という古くから伝わる眉唾物の医療であるというような認識が徐々に広まっているのです。
漢方薬は「専門知識を必要としないが効果もないもの」として衰退していく危機に向かっているのかもしれません。
当店での治療のあり方
当店では西洋医学で問題なく治療していける疾患は、西洋治療で治していけば良いと考えています。
正直、西洋医学には到底治療効果が及ばない疾患はたくさんあります。
西洋医学でさっと治せるものをわざわざ漢方薬で時間とお金をかけて治していく必要性はないと思います。
ただし、特に自律神経失調症(パニック障害)では、西洋医学には治療法がありません。
何しろ、病院の検査では異常が見つからないのです。原因が分かっていないので、治しようがありません。
当店では、自律神経失調症(パニック障害)を専門として扱ってきたこともあり、原因の特定とその治療には自信を持っています。
1人のお客さまにかける時間は長く、治したい症状の聞きとり、心身状態の把握、処方の選薬、治療方針の説明、生活や飲食についてのアドバイスなど
例えば、ご来店いただいた方では最低1~2時間をかけています。(ご来店なしの場合には半日~数日ほど)
少なくとも自律神経失調症(パニック障害)では、西洋医学の治療よりも漢方治療の方が効果的であると考えています。
自律神経失調症、パニック障害でお悩みの方は、ぜひご相談下さい。
あなたのお力になれると考えています。
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ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。
当店の紹介
当店は自律神経失調症・パニック障害を専門的に扱う漢方薬局です。
30年以上、自律神経失調症とパニック障害への漢方治療を続けています。
漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のように特定の疾患に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。
専門店だからこそのノウハウを持っています。治療の成果については、ご期待いただければと思います。