あなたの【コロナ後遺症】自律神経失調症が原因ではないですか?
コロナ罹患後の不調に悩まされている方は多いようです。
コロナ後遺症として多いのは、疲労倦怠感、息切れ、息苦しい、筋肉痛、関節痛、筋力低下、集中力低下、記憶力低下、不眠、頭痛、動悸、腹痛、下痢、食欲不振、嗅覚障害、味覚障害、脱毛、胸痛、抑うつ感、咳など身体的症状から精神的症状まで多岐に渡ります。
これらはコロナ後遺症に特有の症状なのでしょうか。
当店には上記のような症状のご相談をいただくことが多いです。”自律神経失調症専門の当店に”です。
当店ではコロナ後遺症と呼ばれる不調については、コロナ特有の後遺症ということではなく、コロナ罹患によって自律神経失調症が引き出され、自律神経失調症状が継続的に出ているものと捉えています。
実際、コロナ後遺症としてご相談いただいた方にも自律神経失調症としての漢方治療に取り掛かりますが、問題なく治療していけることがほとんどです。
あなたが感じているコロナ後遺症は自律神経失調症ではないでしょうか?
コロナ後遺症としてご相談いただいた治療経験を基にコロナ後遺症についての考え方をこのページではお話していきたいと思います。
目次
・「コロナ後遺症」とは
・自律神経失調症として考える「コロナ後遺症」
・治療経験からの考え
・自律神経失調症の判定
・西洋医学で考える「コロナ後遺症」
・当店の紹介
「コロナ後遺症」とは
コロナ後遺症とは、言葉通りでもありますし、周知のように新型コロナウイルス罹患後に出てくる(続く)様々な不調のことを指しています。
コロナ罹患による感染性の症状(発熱等)からは回復しているのに、罹患中に出ていた症状、もしくは回復後に新たに出てきた症状が治らずに続いていきます。
診断基準としては「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ、少なくとも2ヵ月以上持続し、また、他の疾患による症状として説明がつかないもの。」とされているようです。
特定の症状を指すものでもなく、出てくる症状は多岐にわたります。どんな症状であろうと、コロナ罹患後に現れた症状というだけでコロナ後遺症とされる現状かと思います。
自律神経失調症としての「コロナ後遺症」
最上段でお話していたように、コロナ後遺症によって出てくる症状は自律神経失調症として出てくるものとほぼ一致しています。
例えば「疲労倦怠感、息切れ、息苦しい、筋肉痛、関節痛、筋力低下、集中力低下、記憶力低下、頭痛、動悸、脱毛、胸痛」などは血流低下による症状として考えていきます。
自律神経失調症は、血流をコントロールしている自律神経が乱れることで出てくる不調です。つまり自律神経失調症では、必ず血流の低下による症状が出てきます。
この時、どの部位で血流が悪くなるかで出てくる症状が変わっているだけです。
自律神経失調症では胃腸にも症状が出てきます。
「腹痛、下痢、食欲不振、胸やけ、吐き気」なども良く出てくる症状です。胃腸が乱れると「味覚異常」が出てくることも珍しくありません。
精神症状が出てくることも多く、ほとんどの方に出てきます。
「不安感、焦燥感、恐怖感、イライラ、抑うつ、やる気が出ない」なども多いです。
睡眠にも影響が出てくるので
「寝付きが悪い、眠りが浅い、夢が多い、悪夢、中途覚醒、早朝覚醒」など症状も多くなります。
咽頭・気管支・呼吸器系の症状として「息苦しい、過呼吸、咳、嗅覚障害」などが出てくることもあります。
自律神経失調症では多岐に渡る症状が出てきますので、「自律神経失調症で現れやすい症状」をご覧下さい。
コロナ後遺症として出てくる症状は、そのほとんどが自律神経失調症で出てくる症状に含まれていると言えます。
コロナ後遺症とは、何か特別な疾患ということではなく、自律神経失調症ではないかという疑いが出てきます。
なお、上記のような症状が自律神経失調症では必ず出てくるということではありません。
人によって出てくる症状は全く違います。この症状は出てきていないから、私は自律神経失調症ではないということにはなりません。ご注意下さい。
治療経験からの考え
新型コロナウイルスの流行以降、当店にも後遺症についてのご相談が増えてきています。
コロナ罹患以降の後遺症ということも理解しつつ、なかなか治らない時にお客様ご自身で自律神経失調症ではないかと考えられて相談いただくことがほとんどです。
当店でも、ご相談いただいた初めの数人ほどは「コロナ後遺症」の治療にかかるのは初めてであったため、治療がどの程度有効であるのか多少の不安はありました。
初期の頃には、お客様にも「コロナ後遺症としての治療は初めてである(症例数が少ない)ため、治療の経過がどうなるかは不明である。ただし、改善させられる可能性は十分にある。」とお伝えした上で治療に入らさせていただきました。
ご相談いただく方の状態は間違いなく、コロナ罹患後に出てきた不調であり、コロナ後遺症と言える状態です。ただし、当店としてはこれを「自律神経失調症」として治療を行っていきました。
治療を行った結果、当店での漢方治療が有効なことが分かりました。
当店の得意とする自律神経失調症として、その方に合った適切な治療を行うことで、普段の治療と変わりなく改善を引き出していくことが可能でした。
もちろん100%必ず改善させ、体調を良くしていけるという訳ではありませんが、コロナ後遺症だから特別改善させにくいということもなく、通常の自律神経失調症と変わらない改善率でした。
当店では既に数十人のコロナ後遺症と診断されるような方の治療に取り組みました。
治療自体は問題なく可能なものと判断しています。
今後も「コロナ後遺症」という言葉(診断)に惑わされず、通常通り自律神経失調症としての治療を行っていきます。
コロナ罹患以降の不調に悩まされている方は、自律神経失調症の治療を検討してみて下さい。
もちろん自律神経失調症専門の当店では、治療を得意としているものです。
今回はコロナ罹患後の不調(後遺症)としての記事を書いていますが、実際は自律神経失調症の発症引き金を引くのは新型コロナウイルスだけではありません。
風邪を引いた後、インフルエンザ罹患後に自律神経失調症を発症してしまったという方は珍しくはありません。風邪を引いたことをきっかけに体調を崩し、そこから数年、十数年と調子が悪い状態が続く方もいらっしゃいます。
こうした感染症への罹患自体は、あくまでも調子を乱してしまうきっかけに過ぎないということかと思います。
新型コロナの罹患も何か特別にウイルスが作用して体調を崩してしまうようなきっかけになっている訳ではなく、あくまでも自律神経を乱すきっかけと考えていきます。
それまでとても元気だったという方が調子を崩すこともあれば、元々自律神経が乱れやすい方が調子を崩す・再発するということもあります。
(当店の治療で自律神経失調症を完治された方がコロナ罹患をきっかけに再発されたという相談もこれまでに複数お受けしています。)
これまでの治療経験からは、新型コロナの後遺症でお悩みの方でも漢方治療が可能と考えています。
病院の治療ではなかなか改善しない方、不調が長く続いてお困りの方、漢方治療をご検討下さい。
ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。
自律神経失調症の判定
それでは
あなたは自律神経失調症なのでしょうか?
まず自律神経失調症とは、西洋医学的に認められた正式な病名ではありません。
病院を受診されても、
・検査では異常が見つからない
・症状が長期にわたって出てくる
という、何の病気か分からないという時に「自律神経失調症」と伝えられることが多いものです。
上記の2項目にプラスして、
・血流低下症状が多く見られる 時
当店はその方が自律神経失調症であろうと判断しています。
自律神経失調症で良く出てくる症状については 症状の特徴 ページをご覧ください。
症状の特徴ページの中で、多くの症状が当てはまるとすれば自律神経失調症である可能性は高いと考えています。
もちろん、ご相談いただければ
・自律神経失調症であるかどうか
・自律神経を乱している原因は何であるか
・漢方治療で改善可能なのか
などにお答えしていけます。
30数年以上にわたる治療経験上、自律神経を乱している原因さえ分かれば、治療は可能です。
当店はこの自律神経を乱している原因を見つけ出すことに特化した漢方薬局であると自負しています。
当店は専門店として、数多くの経験を持っております。
ぜひ一度、ご相談下さい。
ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。
漢方薬をご注文いただき、購入されるまでは料金はかかりません。
詳しくは↓「相談から購入までの流れ」をご覧下さい。
西洋医学で考える「コロナ後遺症」
西洋医学では「新型コロナ後遺症」の原因はまだ特定はされていません。
根本的な治療法はなく、基本的に対症療法が用いられています。
咳が続けば咳止めを。
めまいが続けばめまい用の薬を。
頭痛があれば痛み止めを。
不眠があれば睡眠薬を。
といった具合です。
治療をしている訳ではなく、出来るだけ症状を抑えることで不快な感覚を軽くしていく処置をしています。
そもそもこれらの薬が十分に効果を発揮してくれることも少なく、症状が出続ける限り服用をずっと続けていくことにもなります。
少なくとも西洋医学(病院)でコロナ後遺症を「治療」していくのは難しいのではないかと考えています。
ただ、これも当店のたくさんの患者さんを診てきた経験からお話すると
新型コロナ罹患後に現れた不調は、ほとんどの方で時間の経過と共に回復していきます。
風邪やインフルエンザの後の不調が数日から1週間ほど続くとすれば、新型コロナ罹患後の不調は1~2ヶ月は続くイメージです。
長い方では3ヶ月から半年ほどをかけて徐々に回復していくという方は珍しくありません。
ポイントとなるのは、「徐々に良くなっているか」という点です。
改善がゆっくりとでも進んでいるようであれば、特に治療を行っていく必要はないと判断出来ます。
ご自身の回復力だけで少しずつ体調は元に戻っていくと考えられます。
一方で、改善は進まず不調が続く、悪化傾向があるような時には早めに治療に取り組んでも良いと考えています。
特に何かの後遺症というものがあったとして、不調の根本的な原因に晒されていないのに不調が悪化していくことはないと考えられます。(物理的な神経欠損、部位欠損などがあれば別です。)
後遺症に悪化傾向が見られるとすれば、例えば新型コロナへの罹患はあくまでもきっかけであり、現状の不調は別の疾患が原因として進行していると考えた方が理解しやすいです。
当店としてはこの原因が自律神経失調症ではないかと考えているところです。
もし、コロナ後遺症でお悩みの方で自律神経失調症のような症状が続いている方は、ご相談下さい。
当店の漢方治療がお役に立てるかもしれません。
当店の紹介
当店は自律神経失調症を専門的に扱う漢方薬局です。
35年以上、自律神経失調症への漢方治療を続けています。
漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のように自律神経失調症に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。
自律神経を整えていく方法についても、他の漢方専門薬局様よりも広く深く知っていると考えています。
ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。