あなたの【 双極性障害 】自律神経失調症が原因ではないですか?
双極性障害と聞くと、なんだか凄い精神疾患のように感じられます。
以前は躁うつ病と呼ばれる病名であったように、躁状態(活発・興奮状態)とうつ状態(抑うつ・落ち込み状態)を繰り返すことが特徴です。
病院の治療では、薬で症状をコントロールして生活を保っていくことが目標となりますが、漢方治療であれば改善が可能なのではないかと考えています。
自律神経失調症を専門とする当店では、様々なお客様から相談を受けています。躁状態とうつ状態を繰り返す方は多く、病院で双極性障害と診断を受けられている方も珍しくありません。
あなたの「双極性障害(躁うつ病)」は、自律神経失調症による症状ではないのでしょうか?
当店での治療経験から自律神経失調症における双極性障害の考え方をこのページではお話していきたいと思います。
目次
・「双極性障害」とは
・自律神経失調症としての「双極性障害」
・治療経験からの考え
・自律神経失調症の判定
・西洋医学で考える「双極性障害」
・当店の紹介
「双極性障害(躁うつ病)」とは
気分が高揚しハイテンションな状態(躁状態)が続いたかと思えば、急に気分が落ち込み何をしても楽しくない、やる気が出ない、憂うつ/抑うつ感のような鬱状態が続くようになり、躁状態と鬱状態を繰り返していく病気です。
躁状態では、気分の高揚だけで済むこともありますが、症状が進行するとイライラ・多怒・ヒステリック、多弁、眠くならない(不眠)、注意力散漫などの症状が出てきます。
うつ状態は、うつ病(うつ症状)と基本的に変わりません。抑うつ感や憂うつ感、気力がわかない、やる気が出ない、楽しいと感じない、不眠や傾眠傾向などの抑うつ系の精神症状が出てきます。
躁状態は短くても数日から1週間程度続き、うつ状態は2週間以上続くものが双極性障害と診断されることが多く、一般的には躁状態とうつ状態は年単位で移り変わります。
ただ、年に数度と躁状態とうつ状態を繰り返す方もいらっしゃるようです。
この双極性障害は、専門医師でも診断が難しいとされています。
軽い躁状態では、気力もあり体調がよく感じられるためです。しばらく調子が良いのに、ふとうつ症状が出てきて続いてしまう。時間が経過すると調子が良くなる。うつ病を繰り返しているように見えるようです。
自律神経失調症としての「双極性障害」
自律神経失調症の方にも、躁状態やうつ状態が出てくる方は多いです。どちらか片方だけという方は少ないように感じています。
相談いただく方では、やはりイライラや多怒、不眠(寝付きが悪い)という方が多いです。自律神経失調症はベースに精神的な緊張が関係していますので、脳が興奮状態に陥る方がほとんどです。
そして、精神的な緊張からくる脳の興奮状態が持続すると脳が疲労を起こし「うつ状態」に陥ります。抑うつ感や憂うつ感、やる気が出ない、楽しくないなどの抑うつ系の精神症状が出てきます。
自律神経失調症では、この躁状態とうつ状態の入れ替わりは激しく起こっているように感じています。酷ければ1日の中でも躁状態とうつ状態が何度か切り替わります。
数日調子が良かったと思えば、数日ほど躁状態に入り、数日ほどでうつ状態に入るなどもあります。
うつ状態が長く続き、なかなかそこから抜け出せないという方も多いです。
当店としては、こうした躁状態は脳の興奮状態が引き出している症状であると考えています。うつ状態は脳の疲労から出てくる症状です。
イライラや不眠などの躁状態があれば、脳が疲労を起こしてうつ状態に入ってしまうのはある意味当然の状態とは考えています。
したがって、脳の興奮状態を経ずに、脳が疲労を起こしてうつ症状を呈してしまう方はかなり稀であるとも考えています。
治療をしていく際には、そもそも脳を興奮させないことを重要視していきます。興奮状態に陥らなければ、脳が疲労を起こすこともないという考えです。
実際、この考えを基に治療を行っていきますが、この理論から外れた治療経過になることは少ないです。
双極性障害というと難しい、重篤な疾患のように感じられますが、自律神経失調症で出てくる可能性は十分あると考えています。
西洋医学での治療が上手くいっていなかったり、西洋医学での治療(抗精神病薬や気分安定剤など)での治療に抵抗がある方は漢方治療を検討してみても良いと思っています。
治療経験からの考え
これまでの当店での治療経験からは、脳の興奮状態が続くことで、脳の疲労に繋がることは当然ありえる状況であると考えています。
特に自律神経失調症では、精神的なストレスを受けるなどして脳が緊張状態(興奮状態)にあることは珍しくありません。
興奮状態では、寝付きが悪い、緊張感が高い、イライラ、怒りが強い、ヒステリックになる、涙が出るなどの症状が出やすくなります。こうした症状が出始めるとそこから脳にも疲労が起こりやすくなり、抑うつ感、憂うつ感、やる気が出ない、ため息が多い、何をしても楽しくない、感情が動かないなどの抑うつ系の精神症状が出てきます。
中には、興奮症状が起こりにくく、一足飛びに抑うつ系の精神症状だけが出現してしまうケースもありますが、症状という反応が出てきていないだけで、脳内ではきちんと興奮症状やストレス処理反応は続いているのかと思います。
これまでの治療経験上からは、躁状態とうつ状態を繰り返す方については、脳の興奮状態を鎮めてあげることで治療が可能と考えています。
漢方治療は、病院での治療(気分安定剤や抗精神病薬など)との併用が可能です。既に病院での治療に取り組まれている方も、漢方治療をご検討いただくことが可能です。
ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。
自律神経失調症の判定
それでは
あなたは自律神経失調症なのでしょうか?
まず自律神経失調症とは、西洋医学的に認められた正式な病名ではありません。
病院を受診されても、
・検査では異常が見つからない
・症状が長期にわたって出てくる
という、何の病気か分からないという時に「自律神経失調症」と伝えられることが多いものです。
上記の2項目にプラスして、
・血流低下症状が多く見られる 時
当店はその方が自律神経失調症であろうと判断しています。
自律神経失調症で良く出てくる症状については 症状の特徴 ページをご覧ください。
症状の特徴ページの中で、多くの症状が当てはまるとすれば自律神経失調症である可能性は高いと考えています。精神症状が出てくるだけで体調はすこぶる良いという方は少ないとは考えています。
もちろん、ご相談いただければ
・自律神経失調症であるかどうか
・自律神経を乱している原因は何であるか
・漢方治療で改善可能なのか
などにお答えしていけます。
30数年以上にわたる治療経験上、自律神経を乱している原因さえ分かれば、治療は可能です。
当店はこの自律神経を乱している原因を見つけ出すことに特化した漢方薬局であると自負しています。
当店は専門店として、数多くの経験を持っております。
ぜひ一度、ご相談下さい。
ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。
漢方薬をご注文いただき、購入されるまでは料金はかかりません。
詳しくは↓「相談から購入までの流れ」をご覧下さい。
西洋医学で考える「双極性障害」
西洋医学では「双極性障害」の原因はまだ特定はされていません。
脳内分泌物質の乱れが原因であると推測されていますが、特定の原因物質が見つかっている訳ではありません。
また一部、遺伝する可能性も示唆されていますが、これも確定はしていません。
双極性障害の治療
西洋医学では、躁状態時には躁状態を抑えていけるように、うつ状態時にはうつ状態を解消していけるように薬でコントロールし、精神状態を安定させた上で生活や仕事をこなしていけるような治療を行っていきます。
カウンセリングなどの精神療法もありますが、薬物療法と併用することがほとんどかと思います。
主な治療薬としては、抗精神病薬や精神安定剤、一部では抗てんかん薬や抗うつ剤を使っていきます。
双極性障害の中でも、症状の出方によって細かい分類をされることもありますが、分類されたとしてもそれに合わせた適切な治療が確立されている訳でもないようです。
病院では、患者さんの状態に合わせて、医師がそれぞれ対応しているというのが現状かと思います。
完治を目指すというよりも、薬で症状をコントロールしながら病気と付き合っていく方向性の治療であるようには感じているところです。
もし双極性障害の他にも、当店が挙げている様々な症状が出ているとすれば、自律神経失調症が原因である可能性が高まります。
双極性障害を自律神経失調症の一症状と考え、漢方薬で治療していくことを検討をしてみて下さい。
躁状態(興奮状態)とうつ状態を繰り返すという症状は、自律神経失調症を専門として診ている当店では良く経験する症状と言えます。
当店がお役に立てるのではないかと考えています。
当店の紹介
当店は自律神経失調症を専門的に扱う漢方薬局です。
30年以上、自律神経失調症への漢方治療を続けています。
漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のように自律神経失調症に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。
自律神経を整えていく方法についても、他の漢方専門薬局様よりも広く深く知っていると考えています。
ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。