喉が詰まる


あなたの【 喉が詰まる 】
自律神経失調症が原因ではないですか?


2019年11月27日 更新

自律神経失調症では、自律神経の乱れによって様々な症状が現れてきます。

【 喉が詰まる 】という症状は自律神経失調症では良く出てくる症状です。

このページでは喉が詰まるという症状の原因や治療法などについてお話していきます。


目次

「喉が詰まる」メカニズム
自律神経失調症での「喉が詰まる」
「喉が詰まる」原因は?

  原因 1.血流の低下
  原因 2.胃酸の逆流

「喉が詰まる」に併せて出てきやすい症状
自律神経失調症の判定
西洋医学では
当店の紹介

「喉が詰まる」メカニズム

この喉が詰まるという症状は

喉の筋肉が収縮する

ことで起こっています。

筋肉が収縮するとは、筋肉が膨張する(ふくらむ)ことです。

(力こぶをイメージしてみて下さい。)

喉のような、空洞がある臓器で筋肉の膨張が起こると

・圧迫感
・違和感
・狭窄感

などが出てきます。

こうした感覚を「喉が詰まる」と感じるようになります。

これが「喉が詰まる」という症状を感じるメカニズムです。


自律神経失調症での「喉が詰まる」

この「喉が詰まる」という症状は自律神経失調症では、良く出てくる症状です。

当店にご相談いただくお客さまでも約7割の方に出ています。

他にも

・喉の異物感
・喉に何か留まっている
・食べ物を飲み込みにくい
・咳払いをしても痰が取れない
・喉がイガイガする

などと表現されることがあります。

また、一部の方には「ヒステリー玉」と呼ばれたり、「梅核気(ばいかくき)」などと呼ばれることもあります。


「喉が詰まる」原因は?

何故、自律神経を乱してしまうと喉の筋肉の収縮が起こるのでしょうか?

自律神経失調症で出てくるということに限定すると2つの原因が考えられます。


原因 1. 血流の低下

自律神経は循環器(心臓と血管)をコントロールし、血流を調節することを主な役割としています。
したがって、自律神経を乱してしまうと必ず血流の乱れが起こります。

では、喉の筋肉で血流が低下するとどうなるでしょうか?

筋肉は血液が不足すると収縮する

という性質を持っています。(=虚血性筋収縮)
つまり、血流の低下が起こると喉の筋肉は収縮してしまうのです。

特に、精神的なストレスがかかったり、緊張感を高める場面では、血管が収縮することで血流の低下が強くなります。

ストレスや緊張によって喉の詰まりが強くなる場合は、血流の低下が原因である可能性が高まります。

ただし、症状が進行していくと、ストレスなどは関係なく、常時「喉の詰まり」を感じるようになってしまいます。


原因 2. 胃酸の逆流

もう1つ、自律神経失調症で「喉が詰まる」という症状が出てくるとすれば

胃酸の逆流

が考えられます。

自律神経は胃腸機能をコントロールする役割も担っています。
したがって、自律神経が乱れると胃腸の乱れが出てくることも多くなります。

胃腸が乱れ、胃酸の分泌が過剰になると胃酸が逆流してしまうことがあります。

胃酸という強い酸に刺激され、喉の筋肉は強い収縮を起こしてしまうのです。

この時、「喉の詰まり」を感じるようになります。

胃酸の逆流による喉の詰まり感は

・空腹時
・食後
・食事中
・起床時
・緊張時
・横になっている時
・コーヒーを飲んだ後

などに良く感じるようになります。

ただし、こちらも症状が進行してしまうと常時「喉の詰まり」を感じるようになります。


原因1.血流の低下原因2.胃酸の逆流 どちらが原因であるかは

・他にどういった症状が出ているのか?
・症状が出てくるタイミングは?
・体が全体としてどういう状態にあるのか?

などから総合的に判断していきます。

当店の経験上、血流を良くしていく治療や胃腸を整えていく治療をしていくことで「喉が詰まる」という症状は改善していきます。

自律神経失調症を専門として治療を行う当店としては、喉が詰まるという症状は比較的治療しやすい症状と言えるでしょう。


「喉が詰まる」に併せて出てきやすい症状

「喉が詰まる」という症状は、喉の筋肉が収縮し、膨張しているために起きています。

喉の筋肉が膨張し膨らむと、隣を通っている気道(呼吸の通り道)を圧迫することになります。

このため、併せて出てきやすいのは

息苦しい

という症状です。

他には、内臓筋の筋収縮症状として

・食道が詰まる
・胃が張る
・お腹が張る
・便秘と下痢を繰り返す
・コロコロ便(兎便)
・胸苦しい
・頻尿

などが、同類の症状です。ただし、これらの症状が必ず出てくる訳ではありません。

胃酸の逆流症状としては

・胸焼け
・呑酸
・吐き気
・上腹部の痞え
・胸部が重苦しい
・胸のあたりがモヤモヤする

などがあります。
上記のような症状が出ている場合は、「喉が詰まる」原因は胃酸の逆流である可能性が高まるでしょう。

ただ、これらの症状を感じていない方でも、胃酸の逆流が原因となっている方はいらっしゃいます。


ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。

自律神経失調症の判定

それでは「あなたは自律神経失調症なのでしょうか?

まず自律神経失調症とは、西洋医学的に認められた正式な病名ではありません。

病院を受診されても、

・検査では異常が見つからない
・症状が長期にわたって出る

という、何の病気か分からないという時に「自律神経失調症」と伝えられることが多いようです。

上記の2項目にプラスして、

・血流低下症状が多い 時

当店はその方が自律神経失調症であろうと考えています。

自律神経失調症で良く出てくる症状については 症状の特徴ページ をご覧ください。

症状の特徴ページの中で、多くの症状が当てはまるとすれば自律神経失調症である可能性は高いと考えています。

もちろん、ご相談いただければ

・自律神経失調症であるかどうか
・自律神経を乱している原因は何であるか
・その原因は漢方治療で改善可能なのか

などにお答えしていけます。

30数年以上にわたる治療経験上、自律神経を乱している原因さえ分かれば、治療は可能です。

当店はこの自律神経を乱している原因を見つけ出すことに特化した漢方薬局であると自負しています。

当店は専門店として、数多くの経験を持っております。

ぜひ一度、ご相談下さい。


ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。

漢方薬をご注文いただき、購入されるまでは料金はかかりません。
詳しくは↓「相談から購入までの流れ」をご覧下さい。

西洋医学では

西洋医学では「喉が詰まる」という症状について下記のような原因が考えられています。

・がん(腫瘍)

喉や食道に腫瘍が出来ると、当然そこに異物が存在するため、喉の異物感や喉の詰まりを感じることになります。
感じ取れるほどの違和感が出ていれば、比較的大きな腫瘍です。検査ですぐに見つかっているはずです。


・咽喉頭異常感症

「喉の違和感を訴えているが異常は見当たらない」という病名が付いているだけです。
西洋医学的には原因は確定されておらず、ストレスや心因性のものと考えられています。

検査に異常はないのだから気にするなと言われることが多いようです。
原因(異常)がないので治療法もないというのが現状になります。

西洋医学的に無理矢理病名を付けただけで、単なる自律神経失調症による喉の詰まり感ということであろうと考えています。


・アレルギー

口腔内や咽頭部でアレルギー反応が起こると、炎症や充血から粘膜の腫れ(膨張)が起こります。
腫れが起こることで物理的に喉に詰まり感が出てきます。

病院の検査で疾患が見つかるようであれば、まずはそちらを治療していきましょう。

治療してみても良くならなかったり、原因が分からないままであったり、精神的な原因と診断されるようであれば、自律神経失調症の可能性を疑ってみて下さい。


当店の紹介

当店は自律神経失調症を専門的に扱う漢方薬局です。

30年以上、自律神経失調症への漢方治療を続けています。

漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のように自律神経失調症に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療はさらに進歩していきます。

自律神経を整えていく方法についても、他の漢方専門薬局様よりも広く深く知っていると考えています。