こんにちは。
自律神経失調症・パニック障害専門のせいゆう薬局です。
漢方薬の専門店でもあり、漢方薬だけでの治療を行っています。
当店では治療に健康食品やサプリメントは使用しません。
今回のひとりごとは
意外と多い!車の運転が出来ない人
です。
意外と多いどころか、かなり多いです。
身近にいないから自分だけではないか?
と不安に思われている方も多いと思いますが、実際はたくさんいらっしゃいます。
当店への相談をいただくことももちろん多く、治療していけば高い確率で改善し、車の運転が出来るようになっていきます。
それではひとりごとを始めていきます。
車の運転が出来ない2パターン
車の運転が出来ない方には、2つのパターンが存在します。
1.運転することが怖い、不安、パニックになる
など、精神症状が出てくることで運転が出来ない方です。
「運転する時に異常に緊張する」のもこちらのパターンです。

2.運転していると体調不良が出てくる
といった、身体症状が出てくることで運転が出来ない方もいます。
出てくる症状は多岐にわたります。
それぞれ簡単に解説していきたいと思います。
1.精神的なことから運転が出来ない方
車の運転をしていると、
- ・恐怖感が強くなる
- ・不安感が強くなる
- ・パニック発作が出る
- ・そわそわ感が激しく出る
など精神神経症状が出てくることで運転が出来なくなる方がいらっしゃいます。
こうした精神過敏症状は、脳での血流が低下することで出てきます。
(脳血流が低下すると脳が過敏な状態に陥ってしまうためです。)
つまり運転をしていると、脳での血流が低下(不足)してしまうのです。

車の運転をする時には、必ず緊張感が高まっています。
- ・目を使うこと
- ・視界から得た情報を素早く判断し、運転にフィードバックしていくこと
車を運転することは、日常生活を送る中でも1~2位を争うくらい脳での血液を消費しています。運転は大量の血液を必要とする行動と言い換えても良いです。
つまり車の運転中には血液不足が起こりやすい(脳血流が低下しやすい)のです。
また、車の運転中に不調が出てくる方もいれば、
車の運転をしようとすると(運転をする前から)不安感や恐怖感が強くなってしまう方もいらっしゃいます。
車の運転をしていなくても、運転に対する緊張から脳血流が低下し、精神過敏症状が出てきています。
重要なのは、脳(頭部)での血流を良くしてあげることということでもあります。
2.身体的な不調から運転が出来ない方
車の運転をしていると身体症状が強く出てくることで運転が出来なくなる方も多いです。
- ・動悸
- ・頻脈
- ・めまい
- ・意識が遠のく
- ・頭がボーっとする
- ・眠くなる
- ・ふらつく
- ・頭痛
- ・手や足が震える
- ・手や足が痺れる
- ・光がまぶしい
- ・力が入らない
- ・体が重くなる
- ・異常に肩、首が凝る
- ・目が異常に疲れる
など。

これらは全て血流の低下による症状です。
主としては頭部での血流が低下することも多いですが、全身での血流が低下する方もいらっしゃいます。
運転中にこうした症状が出てくると命に係わるような状況にもなりかねません。
運転が出来なくても当然の状態と言えます。
そして、身体症状が出てくる方は普段から体調不良を抱えている方が多いです。
日常的に不調があり、車の運転時には不調がより酷く出てしまうのです。
(一方で車の運転時以外は体調が良いという方は極めて稀ですが、いらっしゃるのも事実です。)
多くの場合は、精神的な緊張によって血流が低下しています。
運転になんて緊張しないという方は、緊張の意味をはき違えています。
ドキドキ・ソワソワすることだけが緊張ではありません。
何かを強く意識すること、気を配ること、心配することも緊張です。
運転中はどんな方でも必ず緊張しています。
(というか緊張しない方は運転をしない方が良いです。事故を起こします。)

ただし、運転による緊張程度では基本的に不調が出てくることはありません。
不調が出てくるのは、過度に緊張してしまう状態にあるか、元々のベースとしての血流が悪い状態にあるかのどちらかです。もちろんどちらも影響していることもあります。
治療自体はそれほど難しくなく、血流が低下している(してしまう)原因を見つけて、そこを治療していくだけです。
血流が良くなってしまえば、普通に車の運転が出来るようになっていきます。
車の運転が出来ない人の治療
2つのパターンを解説していきましたが、お気付きになられたでしょうか?
どちらも血流の低下が原因になっている点です。
精神症状が出てくる方も身体症状が出てくる方も、またはその両方が出てくる方も治療すべきなのは血流が低下してしまう原因の部分なのです。
当店は自律神経失調症専門店です。
自律神経とは心臓や血管をコントロールすることで血流を維持していくことが主な役割になっています。
つまり言い換えれば、当店は血流が低下している方々を治療している専門店とも言えます。
血流を改善させていく専門家とも言えるでしょう。
当店は車の運転が出来ない方の治療が得意です。(血流を良くしていけば良いため。)
車の運転が出来ない人からのご相談は皆さんが思っている以上に多いものです。
そして意外なほど比較的簡単に治っていきます。

もう一方で、こうした方々を西洋医学で治療していこうとするとなかなか難しいです。
体の隅々を検査しても、西洋医学的な異常が見つかることはほぼありません。
患者さんが異常もないのに不調を訴えてくる場合、西洋医学では精神安定剤か抗うつ剤で治療を試みるしかありません。
しかし、これらの薬は副作用に「眠気」が存在し、車の運転のために服用することに適していないのです。車の運転をしたくて精神安定剤を服用したら、眠気が出て事故を起こしてしまったとなれば本末転倒です。
まれに運転中に血圧が下がっているのではないかと考えて、血圧を上げる薬を処方する医師もいますがこの方法が上手くいった例を聞いたことはありません。血圧と血流はそれほど関係していないためです。
西洋医学的な治療では効果のある治療法をほとんど聞いたことがありませんし、副作用の面まで考慮すると、車の運転が出来ない人の治療については漢方治療が最適であると考えています。

もちろん漢方薬で眠気が出てくることはありません。
当店では車の運転が出来ない人の治療を多く行っており、治療経験は豊富です。
改善する可能性も比較的高いため、お困りの方はぜひご相談下さい。
最後に
今回は「車の運転が出来ない人」という内容のひとりごとでした。
運転が出来ないといっても、運転すると(運転しようとすると)不調が出てしまうために出来ないという人たちのご紹介でした。
なお、車の運転が出来ない人の派生症状としては、
- ・高速道路の運転が出来ない
- ・トンネルに怖くては入れない
- ・信号待ちで不調が出る
- ・右折レーンに入れない
- ・渋滞にはまるとパニックを起こしてしまう
- ・夜間の運転が出来ない
- ・一人で運転出来ない
など、特定の運転状況下が苦手な方もいらっしゃいます。
こうした方々も治療は可能です。

もちろん運転が下手くそ過ぎて出来ない人の治療は無理です。笑
出来るようになるまで練習しましょう。
もし「車の運転が怖い」と感じている場合には、症状として過度の恐怖感を感じている場合があります。こうした場合には治療は可能と考えています。
分かりやすいのは、以前は普通に運転が出来ていたが、今は怖くて運転が出来ないパターンです。
過度の恐怖心として症状が出ていますので治療していけます。
いずれにしても車の運転が出来ずにお困りの方は、当店にご相談下さい。
治療経験をたくさん持っており、治療はそれほど難しくないと考えています。
また、漢方治療であれば、車の運転以外に出てきている体調不良まで併せて改善させていくことも可能と考えています。
漢方治療では特定の不調・症状だけを治療していくことが反対に難しく体調、症状を整えていくために、体の悪い部分を全体として改善させていくことになります。
車の運転以外でもお悩みの不調があれば、ぜひご相談下さい。お力になれると考えています。
今回のひとりごとは以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。