【漢方薬屋のひとりごと20】 始めやすい治療からスタートしよう

こんちには。

自律神経失調症/パニック障害専門の漢方薬局のせいゆう薬局です。

今回のひとりごとは

です。

それではよろしくお願いします。


まずは治療を始めるタイミングについてです。

自律神経失調症は主として血流の低下による症状が出てきます。

「小さな血流低下症状が出てきた時」、つまり自律神経が乱れ始めた初期に治療を開始するのが当然望ましいです。

ただし、実際の問題として少し冷えを感じるとか、今日ちょっと頭が痛かったななどのタイミングで治療をしようと考えることはほぼないかと思います。
健康な方であれば、放っておけば自然と治るということもあります。

治療を始めるタイミングとしては、困った時、生活や仕事に支障をきたそうとしている時になるでしょうか。

もちろん、開始のタイミングが早ければ早いほど回復が早いことは間違いありません。

治療開始のタイミングは出来るだけ早くとなります。


生活や仕事に大きな支障をきたしている場合にはまた別ですが、調子が良くないなと感じる状態なのであれば
簡単に取り組めることから治療を開始してみましょう。

当店は、自律神経失調症の専門店であり、漢方薬だけでの治療に取り組んでいますが

いきなり漢方薬で治療をしましょうとは特にお勧めしていません

多くの方には回復力(恒常性維持機能)が備わっており、不調が出てきたとしても自力で自然と回復していくためです。

回復力をサプリメントやストレッチ、ウォーキングなどで少し後押しすることで改善していくようであれば、それに越したことはないと考えています。

ちなみにですが、当店としてはサプリメント・健康食品には否定的な見解を持っていますが、極々初期の自律神経失調症状にはもしかしたら効果が期待出来るのかもしれません。
ただし、極々初期症状であれば、回復力による自然回復とサプリメントや健康食品の効果の区別も難しいとは考えています。


取り組んでみた治療が功を奏することが最も良いのですが、もちろん上手くいかないこともあるかと思います。

なかなか上手くいかない場合には、違う取り組みをしていく必要があります。
同じことを続けていても、同じような経過になることが予想出来るためです。

次に試みてみるとすれば、例えば病院を受診してみるです。(受診が最初でも良いと考えています。)

自律神経失調症では、病院の検査で不調の原因が見つかることはありません。

ただ、病院を受診することで不調の原因として何か他のものが見つかる可能性ももちろんあります。

もしくは精神疾患という診断を下されて、精神安定剤や抗うつ剤を処方されることもあるかもしれません。

いずれにしても西洋医学的な知見から、ご自身の状態を検査してもらい、西洋医学的な異常が見つかるのかどうかは確認しておいても良いと考えています。

異常が見つかればそれを治療していけば良いですし、異常が見つからなければ「少なくとも西洋医学的には健康体である」ということが分かります。

異常がなければ
それで良し!

もし、精神疾患との診断で精神安定剤や抗うつ剤が処方された場合、それを服用するかどうかはまた別の問題として切り離しましょう。処方された薬は必ず服用しないといけないものではありません。

また、病院や医師が必ず正しい診断を下せるという訳でもありません

医師は身体的な不調の原因を見つけられない時、とりあえずの診断として精神疾患にしてしまうことは多いです。
もし、病院で何か精神疾患と診断されたとしても特に気にする必要はありません。


それでは漢方薬での自律神経失調症の治療はいつから始めるのが良いのか?

それは色々な治療を試して試して治らず、困り果ててしまった時で良いと考えています。

困り果てた時

実際、自律神経失調症専門の当店には、困って困って困り果ててしまった方からのご相談がほとんどです。

既にサプリメントや健康食品などを一通り試し、鍼灸や整体なども試し、病院を受診して薬を服用してもまだ体調が良くならない。
自分でネットを検索し漢方薬を選んで試してみた方、病院や町の漢方薬局で処方された漢方薬を試してみた方も多いです。

当店にご相談いただく方のほとんどが、こうした困り果てた方々です。


漢方治療はとても高価な上、治るか治らないかも分からない、悪く言えば胡散臭い治療法であると考えている方も多いかと思っています。(正直な話、そう思われても仕方がないとも考えています。)

そんな認識をしているような治療に手を出そうと思うほど、困っている状態です。

お金は多少高くなっても良い、治るか治らないのかも分からないが今の不調から抜け出せるのであれば、ダメ元でも良いから治療を試してみたいという心境なのではないでしょうか。

治療を試す順番としては漢方薬は一番最後になるものと考えています。

そして、それでも全く構いません。

いきなり漢方治療に取り組まなくても良いと思っています。

ただし、困った時には最後の砦として漢方治療というものがあるよと頭の片隅においていただければ嬉しいです。

当店では20~30年続く不調の治療に取り組むことも少なくありません。

いろいろな治療を試してみた結果、それでもなかなか体調が良くならない時には、ぜひ漢方治療を検討してみて下さい。


個人的には、不調時はまずは病院に行くことをお勧めしています。

病院の治療で治るようであれば、それに越したことはありません。
保険が適用されて経済的にもお得ですし、西洋薬は効果が早いことも特徴です。

漢方薬は料金も高いですし、効果が出てくるのにも時間がかかります。
だからこそ、治療の優先順位としては後回しで良いと考えています。

どうしても困った時には漢方治療が残っていると覚えておいて下さい。

ただし、この時に行う漢方治療が適切なものであることを願っています。

また、漢方薬局ですら驚くような(見当違いの)漢方薬を出していることがあります。

漢方薬を選ぶためには体の隅々まで状態を把握する必要があります。
不快な症状をいくつか聞いて、舌を診たり、脈診をした程度では選べません。

漢方治療を検討する場合には、しっかりと自分の状態を把握してくれる薬局・病院を選びましょう。

もちろん当店でも大丈夫です。
当店はご来店いただかなくても状態を正確に把握し、治療していけるようなシステム作りを既にしてあります。

自律神経失調症の疑いがあり、いろいろな治療を試してもなかなか改善されず、生活や仕事に支障が出てしまって困り果てている方は、ぜひ漢方治療をご検討下さい。

その際には自律神経失調症の専門店である当店を選択いただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。