妊娠を希望されているあなた
体調不良はありませんか?
妊娠するにあたって、妊娠中のご自分を想像してみて下さい。
母体であなたが
体調が悪いまま妊娠生活を送っている
と
体調良く妊娠生活を送っている
どちらが胎児(お腹の赤ちゃん)にとって良いと思いますか?
また、妊娠を望んでいるがなかなか出来ない(不妊かも?)と悩まれているあなた。
生理は順調、生理前後に不調はなく、体調良く過ごせていますか?
生理が乱れている、もしくは体調不良が続いている状態で妊娠しやすいと思いますか?
この記事では、妊娠と漢方治療の関係について述べていきたいと思います。
目次
体調不良とは何か?
まずは体調不良について述べていきましょう。
「体調不良」という言葉だけでは漠然としていますが、基本的には血流が低下している状態を指していると言えます。
めまい
ふらつき
疲れやすい
だるい
目が疲れる
頭痛
頭が重い
立ちくらみ
肩や首のこり
など、全て血流の悪さから出てくる症状です。
こうした症状が出ていれば、体調不良であると考えて良いでしょう。
上記に加えて
不眠
不安感
恐怖感
パニック
なども、当店では脳血流の低下から引き出される脳過敏症状であると考えています。
詳しくはパニック障害について解説したページをお読み下さい。
上記のような症状が出ている方は体調不良状態であり、血流が低下していると言えます。
体調不良とは血流が低下している状態
妊娠中に体調不良があるということ
上段では、体調不良=血流が低下している状態であると説明しました。
同様に、妊娠中でも体調不良があれば、やはり血流が低下している状態であることはお分かりいただけるかと思います。
妊娠中は、母体と胎児が胎盤とへその緒(臍帯)で繋がった状態にあります。
母体からの栄養や酸素は血液によって胎盤に運ばれ、へその緒を介して胎児に運ばれています。
では、母体の血流が良い状態と悪い状態、胎児にとって良いのはどちらなのでしょうか?
血流が良く、胎盤に栄養や酸素が豊富に送られる状態
血流が悪く、胎盤に送られる栄養や酸素が少ない状態
血流が良い状態が望ましいことに異論がある方はいらっしゃらないでしょう。
胎児の成長にとって、血流が良い状態、つまり母体が健康である状態というのは大きな大きな利点なのです。
こうした考えの元、当店では妊娠中の体調を良好に保つことが胎児にとっても大変重要であると考えています。
妊娠中にも体調良く過ごすことが胎児の成長には重要。
妊娠中の漢方治療の勧め
妊娠中には、例え漢方薬でもお薬を飲むことに抵抗があるかもしれません。
しかし、それでも当店は、体に不調があれば漢方治療をお勧めしています。
まず、一番の心配であろう胎児への催奇形性などが確認されている漢方処方(禁忌薬)は日本では一切流通していません。
慎用薬と呼ばれ、慎重投与とされる生薬・処方は存在していますが、治療の有益性が上回ると判断されれば、産科・婦人科でも普通に漢方薬は処方されています。
実際の運用上でも、妊婦さんには慎重に用いるべき生薬(大黄・附子・桃仁・牡丹皮・牛膝など)は一部ありますが、必要以上に怖がるものではありません。
漢方薬の使い方を理解している医師・薬剤師であれば、任せて問題ないと考えています。
もちろん当店では理解していますし、慎重に用いるべき(大黄・附子・桃仁・牡丹皮・牛膝などの)生薬・処方を使うことはありません。
また、漢方薬には安胎薬と呼ばれる妊婦には積極的に摂るべき生薬・処方というものも存在しています。
この安胎薬については、体に不調がなくても服用していただきたいとさえ考えています。
当店では、母体の不調への治療を進めていくことで血流を良くし、胎児への栄養・酸素・血流を十分に確保することが重要と考えています。
さらに、母体の治療薬と併せて、安胎薬を配合していくことで胎児の発育を促していきます。
当店での漢方治療は、母体となるあなたにとっても、体内で成長していく胎児(赤ちゃん)にとっても有益であると考えています。
反対に、妊娠中にお薬を飲むことを怖がり過ぎて、体調不良を放置することの方が胎児に悪影響を及ぼすのではないかと危惧しているのです。
以上のことから、
当店では妊娠中に体調不良があれば体調を良くしていく漢方治療をお勧めしています。
当店の漢方治療は母体の治療と胎児への配慮を同時に行っていきます。
妊娠前からの漢方治療の勧め
治療対応1. 妊娠前
まずは、母体の体調を良くしていくことが第一優先です。
体調を乱している原因を突き止め、そこを治療していくことになります。
当店では特に、不調の原因が自律神経失調症であると得意分野の治療になります。
この時、もちろん妊娠に悪影響のあるような処方を用いる事はありません。ご心配は無用です。
女性ホルモンが整ったり、血流が良い状態になると卵子の成熟も進みますし、子宮内膜の形成にも良い影響が期待出来ます。
治療対応2. 妊娠中
母体の治療中に妊娠が判明しましたら、そこからは母体の治療を行いながら、胎盤を成熟させたり、胎児を成長を促す処方(安胎薬)に切り替えていきます。
治療と妊娠を同時にケアしていくのです。
妊娠判明時に母体の治療が完了しているとすれば、もちろんお腹の赤ちゃんの成長を促す処方だけに切り替えていくことになります。
ただし妊娠中は何かと母体には不調が出やすいですから、そうした不調にも漢方薬で適宜対応していきます。
妊娠中も体調良く過ごしていくことが、胎児の健全な成長に繋がります。
治療対応3. 出産後
出産後には、悪露(血液・卵膜・子宮内膜など)の排泄を補助する処方に切り替えます。
産後のケアは大変重要です。特に悪露は産後の不調に大きく関わっています。
治療対応4. 産後1ヶ月~
母体の治療が完了しているのであれば、その後の漢方治療は必要ありません。
乳腺炎などの細かい不調にも対応出来ますので、気になる不調があれば漢方治療をご検討下さい。
母体の治療がまだ途中であるとすれば、ここからはまた母体の治療に専念していきます。
漢方薬が授乳に影響を与えることはありませんので、ご安心下さい。
また、産後(特に初産)は緊張感が高まりやすく身体的にも精神的にも体調は乱れやすくなります。
当店にご相談いただく方でも、出産後すぐや離乳食が始まったあたりから体調を乱してしまったという方が多いものです。 ポイント
妊娠前から出産後まで漢方薬では対応が可能です。
特に妊娠中は安胎薬を服用することで胎児の成長を促し、健康で元気な赤ちゃんになると言われています。
身体に不調はなくとも、妊娠中に漢方薬を服用することはお勧めしております。
妊娠前から妊娠中、産後まで漢方薬での治療は大変有効です。
もちろん安胎薬が胎児に悪影響を与えることなどありませんが、安胎薬を選ぶには母体となる方の体質をしっかりと把握していなければなりません。
ただ安胎薬と呼ばれている処方を飲めば良いという訳ではありません。
選薬を間違えると母体の不調を招くことがあります。注意しましょう。
漢方薬の正しい知識を持った方に処方してもらうことが重要になります。
不妊治療として、漢方薬を服用されている方も多いと思いますが、服用を始めてから体調が悪くなっていないかも確認しておきましょう。
不妊のために服用した処方で体調が悪くなることは本末転倒であるとも考えています。
ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。
自律神経失調症の判定
それでは
「あなたは自律神経失調症なのでしょうか?」
まず自律神経失調症とは、西洋医学的に認められた正式な病名ではありません。
病院を受診されても、
・症状を訴えてはいるが、検査では何も異常が見つからない
・症状が長期にわたって出てくる
という、何の病気か分からないという時に「自律神経失調症」と伝えられることが多いものです。
上記の2項目にプラスして、
・血流低下症状が多く見られる 時
当店はその方が自律神経失調症であろうと判断しています。
自律神経失調症で良く出てくる症状については 症状の特徴 をご覧ください。
症状の特徴ページの中で、多くの症状が当てはまるとすれば自律神経失調症である可能性は高いと考えています。
もちろん、ご相談いただければ
・自律神経失調症であるかどうか
・自律神経を乱している原因は何であるか
・その原因は漢方治療で改善可能なのか
などにお答えしていけます。
30数年以上にわたる治療経験上、自律神経を乱している原因さえ分かれば、治療は可能です。
当店はこの自律神経を乱している原因を見つけ出すことに特化した漢方薬局であると自負しています。
当店は専門店として、数多くの経験を持っております。
ぜひ一度、ご相談下さい。
ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。
漢方薬をご注文いただき、購入されるまでは料金はかかりません。
詳しくは↓「相談から購入までの流れ」をご覧下さい。
当店の紹介
当店は自律神経失調症を専門的に扱う漢方薬局です。
30年以上、自律神経失調症への漢方治療を続けています。
漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のように自律神経失調症に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。
自律神経を整えていく方法についても、他の漢方専門薬局様よりも広く深く知っていると考えています。
ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。