【漢方薬屋のひとりごと28】 排便するとパニック・脳貧血??

こんにちは。

自律神経失調症専門のせいゆう薬局です。

今回のひとりごとは

です。

経験したことのない方にとっては、なんのことだ!?と言えるようなタイトルですが

経験したことのある方にとっては、もしかしてあの不調って…と思い当たることかと思います。

排便時はパニックや脳貧血だけではなく、様々な不調が出やすい状況です。

今日はそんな排便時の不調についての話です。


まずはパニックや脳貧血について簡単に解説しておきます。

詳しくはこちらのページを読んでいただくのが良いのですが

要約すると「脳での血流が低下すると脳が敏感になり”パニック”が起こる」ということです。

また、脳貧血についても読んで字のごとく脳での血流低下による症状です。

などと言い換えも出来ます。

これに伴い、

などの症状が出てくることもあります。

これらは全て血流の低下による症状です。
特に頭部での血流低下が主であり、手足などの末端にも血流の低下が起こりやすいです。


一方で排便時には体でどのようなことが起こっているのでしょうか???

排便中は「踏ん張っている」というのが共通事項かと思います。

踏ん張る力に個人差はありますが「腹部や肛門に力を入れている状態」です。

通常の健康な方は、踏ん張って排便することになんの違和感も不調も感じません。

軟便であろうが、下痢であろうが、便秘気味であろうが、硬い便であろうが
排便中に何か不調が出ることもなく、排便後もスッキリとしています。

しかし、一部の体調を崩している方や体質にその傾向がある方では、この排便に伴い腹部や肛門に力を入れることで不調が出てしまうことがあります。

それは「踏ん張ること」「腹部や肛門に力を入れること」で

腹部もしくは肛門に強い充血が起こるためです。

筋肉を強い力で収縮させようとすると、その筋肉ではたくさんのエネルギー消費が起こります。
このエネルギーを運んでくるのは血液ですので、腹部や肛門に血液が集まってきます。

この時、反対に腹部や肛門以外では血液不足が起こります。特に体の上方にある頭部や手足などの末端部分での血液不足が顕著になります。


排便時には腹部や肛門に血液が集まり、それ以外の部位では血液不足が起こります。

特に頭部や手足の末端での血液不足が顕著です。
つまり血流の低下による症状が出やすくなります。

など排便に伴う不調が出てくるのです。

そして排便が終わるとゆっくりとこの充血が解消されていくため、徐々に症状は軽減していきます。

比較的スムーズに解消されていく人もいれば、時間をかけてゆっくり解消されていく方もいらっしゃいます。

もちろん普段から健康な方は排便してもこうした不調が出てくることはありません。


それでは、どうして血の気が引く、パニックを起こすほどの不調が出てしまうのでしょうか?

1つは、胃腸、特に腸・直腸に充血が起こりやすい状態にあることが考えられます。

漢方医学では胃や腸をそれほど分離して捉えていないため、ざっくりと言えば胃腸が乱れていると判断していきます。全体として胃腸に充血が起こりやすい状態にあります。

胃腸が乱れてしまう原因については、細かくなり過ぎるので今回のひとりごとでは言及しません。

ただ、こうした胃腸の乱れ(胃腸の充血)を改善すること自体はそれほど難しくありません。


また、もう1つは胃腸にそれほど強い乱れはなくても、ベースとなっている日常的な血流が悪いと少しの胃腸の充血で排便時の不調が起こります。

普段から血流が悪いので、少しの血流変化が症状に発展してしまうパターンです。

普段から調子が悪い

この場合は、排便時以外にもいろいろな不調が日常の中で出ていることが多いです。

排便時に不調が出るのは

のどちらかに該当(もしくはどちらにも該当)すると考えています。

当店で治療を行っているほとんどの場合は、どちらにも該当しているという印象を持っています。


ここまでくると改善方法は見当がつくかと思います。

乱れている胃腸を整えていく。
胃腸を整えていくこと自体は当店としては特段難しくないと考えています。

他にも見直すべき点がある場合もありますが、当店では漢方治療を行う際に飲食についてのサポートをしていきます。

よくいらっしゃるのが、
暴飲暴食はしていない、栄養バランスを考えた食生活にしているから食事は大丈夫と言われる方ですが

栄養/カロリーは関係ない

あまり細かく話過ぎてしまうと当店の治療ノウハウをさらけ出してしまうことになりますので、割愛させていただきますが胃腸を整えることは難しくないです。


血流が普段から悪いことには、必ず原因があります。
何の原因もなく血流が悪い場合、治しようがないとも言えます。

当店では、その方の状態をたくさんの質問で聞き取り、血流が低下している原因を突き止めて治療していきます。

血流を良くするためには、この漢方薬が最適というものがある訳ではありません。

この人の血流を良くするためには、この漢方薬が最適という、その方にとっての最適処方があるとお考え下さい。

血流低下症状が主として出てくる自律神経失調症の専門店である当店は、血流の改善をもちろん得意としています。いつでもご相談下さい。


今回のひとりごとは、排便時に不調が出てしまうことの紹介でした。

伝えたいことは、

の2点です。

排便時の不調にお悩みの方は当店にご相談下さい。
このページに記載した症状だけではなく、排便に伴うほとんどの不調に対応していけると思っています。

なお、「わたしに合う処方を教えてくれ」という相談はお断りしています。

当店は「あなたに合う処方を選ぶこと」を仕事にしています。
その方に適した処方を選び、それを伝える事には対価が発生します。

漢方薬を購入いただいた方には、もちろんどのような処方を使っているかはお伝えしています。
購入代金の中に、選薬料(漢方薬を選んだ対価)も含まれているとお考え下さい。

よろしくご理解いただけますと幸いです。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。