あなたの【 低血糖 症状 】
自律神経失調症が原因ではないですか?
自律神経の主な役割は、循環器(心臓と血管)のコントロールです。
したがって、自律神経が乱れると心臓や血管のコントロールも乱れます。自律神経の乱れが原因となる自律神経失調症で一番の特徴的な症状は、血流低下症状なのです。
自律神経失調(血流の低下)と低血糖症状は、どう関係しているのでしょうか?
実は、低血糖症状と思われている症状は、自律神経失調症状(血流低下症状)である場合が多いのです。
・ご自分は低血糖であると勘違いされる方が多いのは何故なのか?
・低血糖と自律神経失調症状を見分ける方法は?
自律神経失調症の方の【 低血糖(様)症状 】について解説していきたいと思います。
目次
・「低血糖」とは?
・「低血糖」で出てくる症状
・低血糖症状への対処法
・自律神経失調症と低血糖の関係
・血流低下症状と低血糖症状の見分け方
・自律神経失調症の判定
・当店の紹介
「低血糖」とは?
低血糖とは、血液中の糖分(ブドウ糖)が少ない状態になっていることです。
血液中の糖分が低くなるのは、なんらかの理由で
・糖分の摂取が少ない
・糖分の分解/消費が早い
・糖分の吸収が阻害されている
状態から引き起こされます。
一番、低血糖との関係性が高いのは、糖尿病の治療をされている方でしょう。
糖尿病は簡単に言えば血液中の糖分値が高いという病気です。したがって、血液中の糖分値を低くしていくという治療が基本的な方針になります。
例えば、血糖を下げるホルモン(インスリン)を注射したり、胃腸での糖分の吸収を妨げる薬を服用したりとする治療などが一般的です。
ただし、この血糖を下げる加減を間違ってしまうと血糖が下がり過ぎて「低血糖状態」となります。この時に出てくるのが低血糖症状です。
その他では、過度な食事制限(ダイエットや糖質制限など)をされていると、摂取する糖分が少ないために日常的に血糖値が低い状態が出てきます。
他にも下痢や嘔吐が酷い時、普段あまり動かない方の長時間の激しい運動後などにも出てきやすいものです。
「低血糖」で出てくる症状
- ・ふるえ
- ・動悸、頻脈
- ・目のかすみ
- ・頭痛
- ・眠気(あくび)
- ・寒気
- ・脱力感
- ・めまい
- ・集中力、思考力の低下
- ・疲労感
- ・顔面蒼白
- ・強い空腹感
- ・冷や汗
さらに血糖値が下がると
- ・意識レベルの低下
- ・痙攣
- ・昏睡
などが出てくることも。
これらの症状が出てくることで、低血糖が起こっていると「予想すること」が出来ます。
低血糖症状への対処法
低血糖症状の原因は、当然のことながら血液中の糖分が不足しているためです。したがって、血液中の糖分を増やしてあげることが低血糖症状への対処法になります。
糖尿病を治療されている方の多くはご存知かと思いますが、低血糖になることが想定されている方はブドウ糖やショ糖を常日頃から持ち歩いています。
そして、低血糖( 上段のような症状 )の兆候が現れた時点で飲むようにされています。
手持ちのブドウ糖やショ糖がない場合には、ブドウ糖の多いドリンク・ジュースを飲むように指導されていることも。コーラやオロナミンCなどはブドウ糖の含有量が多く、吸収も早いそうです。
ブドウ糖を摂取すると回復は早く、5~15分ほどで症状が消えていきます。
重要なことなので、赤字で大きく書きました。低血糖症状は、ブドウ糖を摂取するとすぐに改善していきます。
また、普通の食事をされていれば、食後(少なくとも30分~2時間)に低血糖症状が起こることはありません。
まずは、以上の点を覚えておかれて下さい。
低血糖症状は、ブドウ糖を摂取するとすぐに回復する。
自律神経失調症と低血糖の関係
自律神経失調症の方は、基本的に緊張感の高い方がほとんどです。
緊張感が高い方は、血液中の糖分の消費が早いために、血糖値は下がりやすい傾向があります。
ただし、それでも当店にご相談いただく方で、実際に低血糖状態になる方は稀なものです。
それでは、当店に「低血糖症状が出ているから治療したい」と訴える方が多いのは、何故なのでしょうか?
それは、低血糖症状と血流低下症状がほとんど同じものであるためです。
さっと症状を聞いただけでは、それが低血糖による症状なのか、血流が低下したことによる症状なのか区別は出来ません。
低血糖症状と思いこまれていた症状が、全て血流低下症状だったということは当店では良く経験することなのです。
ふるえ、動悸、頻脈、目のかすみ、頭痛、眠気(あくび)、寒気、脱力感、めまい、集中力・思考力の低下、疲労感、顔面蒼白
これらは、自律神経失調症では良くみられる血流低下症状なのです。
「頭痛、目のかすみ、顔面蒼白(顔色が悪い)」は頭部での血流低下によって出てくる症状です。
脳での血流が低下すると「眠気、あくび、めまい、集中力・思考力の低下」なども良く出てくる症状です。
「寒気(冷え)、脱力感、疲労感、ふるえ」は身体での血流が低下すると出てくる症状です。
こうした血流が悪い状態にあると、血流の悪さを補うために心臓が拍動を強めたり早めたりと頑張らなければならなくなります。この時に出てくるのが「動悸、頻脈」です。
「冷や汗」は不調に伴って出てくる症状ですから、低血糖特有の症状とは言えません。
低血糖症状の中で、血流の低下症状として出てこない代表的なものは「強い空腹感」です。
ただし、これも血流の低下に胃腸の乱れが関係している場合には、空腹感と血流の低下が連動する可能性もあります。強い空腹感が出たからと言って、低血糖が確定する訳ではありません。
さすがに、自律神経失調症では「昏睡、意識レベルの低下、全身性の強い痙攣」ほどの症状が出てくることはありませんが、「意識が遠のく、気が遠くなる、倒れそうになる」程度であれば、比較的良く出てくる症状と言えます。
低血糖症状と血流低下症状はほぼ同じもの。
記事のタイトルから、低血糖(様)症状と書いていたのは、低血糖の様に見える症状という意味を込めていました。
低血糖症状と血流低下症状を出てきた症状からだけで判別するのは難しいものです。
血流低下症状と低血糖症状の見分け方
感の良い方は、気付いていらっしゃるかと思います。
血流低下症状と低血糖症状を見分けるのは、本当に簡単です。
それは
ブドウ糖の摂取
低血糖症状では、ブドウ糖を摂取するとすぐに症状が改善します。
早ければ5分程度で改善し、10~15分もあれば消えていくかと思います。
もし、ご自分が低血糖を起こされているとお考えであれば、症状が出ている時にブドウ糖を摂取してみて下さい。
ドラッグストアなどで「ブドウ糖」として売られているものもありますし、例えばオロナミンCを半分でも飲めば十分な糖分を摂取出来ます。(ただし人工甘味料はNG!固形の食べ物なども効果が出るのが遅いです。)
ブドウ糖を摂取してすぐに症状が大きく軽減、消失するとすれば、それはほぼ間違いなく低血糖による症状でしょう。
そして、このブドウ糖摂取による回復反応は毎回確実に起こります。症状が出ても、ブドウ糖を摂れば毎回必ず治るはずです。
反対に、症状が出てブドウ糖を摂取しても全く症状が変わらない場合には、血流低下症状である可能性が高いでしょう。
もし低血糖症状であると考えていた症状が血流の低下症状であったとすれば、あなたは自律神経失調症であるかもしれません。
自律神経失調症では、血流低下症状が必ずと言って良いほど出てくるものです。
自律神経失調症を専門としている当店は血流低下症状の治療を最も得意としています。
ブドウ糖を摂取しても症状が回復しないようであれば、自律神経失調症を疑ってみましょう。
ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。
自律神経失調症の判定
それでは
「あなたは自律神経失調症なのでしょうか?」
まず自律神経失調症とは、西洋医学的に認められた正式な病名ではありません。
病院を受診されても、
・症状が長期にわたって出てくる
という、何の病気か分からないという時に「自律神経失調症」と伝えられることが多いものです。
上記の2項目にプラスして、
・血流低下症状が多く見られる 時
当店はその方が自律神経失調症であろうと判断しています。
自律神経失調症で良く出てくる症状については 症状の特徴 をご覧ください。
症状の特徴ページの中で、多くの症状が当てはまるとすれば自律神経失調症である可能性は高いと考えています。
もちろん、ご相談いただければ
・自律神経失調症であるかどうか
・自律神経を乱している原因は何であるか
・その原因は漢方治療で改善可能なのか
などにお答えしていけます。
30数年以上にわたる治療経験上、自律神経を乱している原因さえ分かれば、治療は可能です。
当店はこの自律神経を乱している原因を見つけ出すことに特化した漢方薬局であると自負しています。
当店は専門店として、数多くの経験を持っております。
ぜひ一度、ご相談下さい。
ご相談は無料です。下記のリンクからご相談下さい。
漢方薬をご注文いただき、購入されるまでは料金はかかりません。
詳しくは↓「相談から購入までの流れ」をご覧下さい。
当店の紹介
当店は自律神経失調症を専門的に扱う漢方薬局です。
30年以上、自律神経失調症への漢方治療を続けています。
漢方医学は統計による学問ですから、データ量、つまり治療経験数が多くなるほど治療の正確性が増していきます。
当店のように自律神経失調症に絞って治療を重ねていくと正確なデータが多く得られ、治療も進歩していきます。
自律神経を整えていく方法についても、他の漢方専門薬局様よりも広く深く知っていると考えています。
ご相談は無料です。下記のページからご相談下さい。